教わるor盗む

 税理士事務所なんかはその傾向が顕著なんですが、「仕事」のやり方を教えてくれません。まぁ、社会人なんだから手取り足取り教わるんじゃなくてある程度は自分で考えろってことなんですかね?

 個人的には、何も分からないずぶの素人だと教えてあげるほうが効率はいいような気がしますが、そもそも仕事場なんだから教える場では無いという考え方も一理あるような無いような…

 

 特に中小企業の場合は、新卒採用があまりありませんので、中途採用だと教育が難しいという側面はあります。給与の決め方も中途採用は難しいですし。

 

 大企業等ですと研修制度等も充実してたりですが、中小企業の場合はそれも期待出来ません。

 

 結局仕事の進め方等をどのように覚えるかとなると、「教わる」のか「盗む」のかといったところになるかと思います。「教わる」場合には、教える人の技量がネックになりますし、そもそも忙しかったり、教えられるほどの技量が無かったりする場合が殆どでしょう。

 

 「盗む」のは、結構ありだと思います。よく仕事のできる人の仕事の進め方とかを観察したり、作成した書類等を見せてもらったりすると参考になることはあるので。

 

 ここで難しいのは、仕事のできる人は忙しいってことです。大抵、出来る人には仕事が集まりますので、その隙をついて、うまく盗んでいかないといけません。手取り足取りは期待しちゃダメです。

 

 となると、やっぱり社会人なんだから、ある程度は自分で勉強しなければならないってことになるんですけどね。

(参考)税理士事務所の新人職員の勉強