個人事業で帳簿を付ける場合に、どのようにすれば一番効率が良いのでしょうか?
帳簿の付け方
帳簿の付け方は大きく次のような種類があります。
①手書き・儲けのみ
②手書き・儲け+財産
③パソコン会計(会計ソフト)
個人で白色申告の場合、①での記帳が多いようです。そこまで儲けも大きくないし、税理士に頼むのもお金がかかるし、だったら自分でやろう…という感じです。
①から、少し規模感が出てきて青色申告になると②の方が増えてきます。
青色申告とは、きちんと帳簿を付ければ特典もしっかり上げますという制度です。
一番キッチリ帳簿を付けようとなると、③パソコンで会計することになります。この場合、会計ソフトを使います。
③がオススメ
どれが一番いいのか?ですが、これはもちろん③です。
事業の規模感が出てきて、青色申告にしようとすれば②と③いずれかということになりますが、簿記の知識が無いと②は厳しいので、必然的に③となってしまいます。
また、①②③それぞれの方法は互換性等は無いので、①のやり方を極めたから③が出来るということはありません。
それでだったら、最初から一番いいやり方即ち③のパソコンで会計した方が効率的と考えます。
一方、①の方法は規模感がそれほど無く(もちろん消費税はかからない)、今後も拡大する見込みが無く、簿記の知識も無いといったような限られた方限定での方法と思っておいた方がよいでしょう。
はじめが肝心
③の方法で始める場合には、最初は覚えることがありますが、集計や転記等は不要なので結果的には楽チンです。
僕は別に会計ソフト業者の回し者ではないのですが(笑)
一番いいのは、よい税理士に見てもらうことでしょう。
税理士に見てもらうほどの規模でない→自分でするとなれば簿記の知識は必要になります。(①②の方法)この場合、結構な根性がいります。
税理士に見てもらうほどの規模でない→自分でする→簿記の知識も乏しい…となれば、会計ソフトを使わないと仕方が無いですよね。