経費になるもの、ならないもの

書籍を購入したのですが、経費になるんでしょうか?

税金を計算する上で避けて通れないのが、「この支出は経費になるのか、ならないのか?」です。

 

色々と議論が分かれるところでもあります。

 

「収益の獲得に貢献しているものが経費」ですから、その観点から判断するしかありませんね。

 

先日購入した書籍は、完全に趣味の「プロレス本」だったので経費にならないと判断しました。(税理士業でプロレス本は業務に直結はしませんね。)

 

一方、「ドラッカーの本」は業務に関連するだろうということで経費にしています。(経営等に関する書籍なので税理士業とも関係はあると考えます)

 

結局、ひとくちに書籍といっても、白黒を付けるような明確な基準があるわけではなくケースバイケースなんですね。

 

先ほどの「プロレスの本」も僕が買ったら趣味なので経費と認められない可能性が非常に高いですが、プロレスラーの方(あるいはプロレス関係者)が購入されたら経費になる可能性はあります。

 

業務に必要で、収益の獲得に貢献するものが経費なのですが、実態は業種業態に応じて異なるということです。

 

何でもかんでも経費にするという考え方でなくて、「業務に直結しそうにないものは経費としない」としておいたほうが無難でしょう。(判断に迷う微妙なものは税理士にご相談ください)