嫌な支払いは敢えて振込(自動引落でなく)

会費等の支払いは自動引落のほうがラクなのですが、敢えて振込にしている人もいます。

事業をしていると、さまざまな支払いをしなければいけません。

その中でも、年に1回ないし2回しかし払いの機会のないもの(会費とか)は、あえて自動引落でなく振込にしているという話を聞いたことがあります。

税理士の話で恐縮なのですが、税理士も年に1回必ず支払わなければならない「税理士会の会費」というものがあります。弁護士さんほどは高くはないようですが、安くもないです。

税理士として色んな恩恵も受けていると考えれば妥当なのかなとも言えますし、考え方は人それぞれでしょう。ただし、必ず払わなければいけません。

自動引落を選択すると、預金口座から勝手に引き落としてくれるので楽といえばラクです。会費を集計する人(収納担当者)からすれば、自動引落のほうが遥かにありがたいらしいです。振込の場合には、いろいろと面倒くさいらしいですので。

が、それはそれとして。

自動引落でなく、振込で支払ったほうが「痛み」を感じます。自動引落って、お金の現物を見ないので「支払った感」が無いです。一方、現金やカードでの支払い、振込などもそうですが、何らかの行為があれば「支払った感」 が残ります。

ある税理士さんは、税理士会の会費を必ず振込で支払って「くっそー」という思いを大事にしているのだとか。「くっそー」という思いで、その後の仕事の頑張る力になるんでしょうかね。

意図することは分からなくもないです。というわけで、私も税理士会の会費は振込で支払うことにしました。

たしかに、「くっそー」という思いで、少し仕事に対する力の入れ具合が上がった気がします(笑)

※自動引落でなく振込で払う場合、期日は守らなければなりません。支払いで一番迷惑なのは、期日を守らないことですので。