スピード感の合わない者同士は、仕事がしづらいです。そして、その程度があまりにも酷い会社や人はダメな会社だと言えるでしょう。
仕事のスピード感
期限のある仕事や依頼などを、いつまでに片付けるのかというのは、極論すると状況にもよりますが、人の性格に依存します。
メールの返信が早い人もいれば、遅い人もいますし、依頼された仕事というほどでない頼まれごとなども、どのくらいの間隔でレスポンスして、完了させるのか。他に優先すべきことがあるのであれば、差し込まれた方の仕事をどう処理するか。
スピード感が合わない人同士が仕事をすると、どちらかの仕事が遅れたり、滞ったり、最悪の場合には仕事が完了しなくなる可能性が高まります。
ですから、仕事のスピード感が合わない者同士はなるべくなら仕事しない方がいいのではないかと思います。
約束を守れない
仕事を細分化すれば、小さな頼まれごとを積み上げていくことだと思います。
その頼まれごとが、自分の仕事の範疇でなければ無理してすることはないでしょうが、自分の仕事の範疇であれば、キチンと処理しないと、まわりまわって自分の首を絞めます。(自分の仕事の範疇でなければする必要はないでしょう。むしろ、してはならないです。他人の「おもり」をして自分の仕事ができないというのでは、自分の仕事の関係者に合わせる顔がありません)
細かな頼まれごとを、ズルズルと期限を伸ばして処理しなかったり、不完全なまま相手に渡したり。
これらは問題外ですから、そのうち仕事から排除されていくでしょうし、ペナルティも受けるでしょう。
ただ、頼まれごとしてるけど、レスポンスがものすごく遅い場合には、相手が困ります。
できる人ほどレスポンスは早い
仕事ができる人ほど、レスポンスは早い傾向にあります。
人間の脳味噌に、ストックしておけるタスクの数は限りがありますから、サッサと処理していかないと、忘れてしまう。
忘れた仕事をリカバリーするのはものすごくめんどくさく、手間がかかることが分かってるのでしょう。
それが分かっているから、できる人ほど忘れないうちに、サッサと処理してしまうわけです。
翻って、レスポンスの早いできる人ほど、約束を守れない人への見切りも早いです。
レスポンスが遅れてビジネスチャンスを逃すことが分かっているからでもあるでしょう。
商売がうまくいかないと悩んでいる人は、レスポンスを早める努力を怠っていないか考えてみることをおすすめします。