業務案内がいらない業種

 世の中にはいろんな業種がありますが、世間での認知度の低い業種については業務案内が必要です。

2013 05 20 15 24 のイメージ

 世間に認知度の高い業種ですと、名刺の裏なんかに業務案内を書かなくても良いのではないでしょうか?

 

 珍しい製品を作っているメーカーだとか、ちょっと分かりにくいサービスを提供している業者ですと、業務案内を載せておかないと何をしてる人か分かりません。

 

 有り難いことに、税理士という商売は、諸先輩方のご黒もあってのことでしょうが、世間への認知度は比較的高いようです。

 

 ですから、初対面の方でも「どのようなご商売をされているんですか?」と聞かれたら、「税理士です」と答えれば、それで大体通じます。(会計士と税理士の違いが分かってる人はほとんどいないですが(笑))

 

 「税金周りの相談に乗ってくれて、申告書等の書類を変わりに作ってくれ、税務署等の対応を変わってくれる人」だと、大まかなイメージは持っていただけます。(まぁ、底意地の悪い人は、「税金周りの仕事の民間委託業者みたいなもんやろ」と言う人もいますが…←良い税理士に出会わなかったんでしょうね)

 

 業務案内は不要かもしれませんが、得意業務は何かとかは記載の必要があると感じます。世の中にこれだけたくさん税理士が出回っていると(約7万人)、税理士という職業は認知されますが、差別化が難しくなります。

 

 世間での認知度の低い、珍しい製品やサービスを提供していれば、説明は大変ですが、差別化は容易です。逆に、世間での認知度が高ければ、その中での差別化が大変。どっちにしろ、うまい商売はなかなかないもんです(笑)

 

 ちなみに、名刺の裏側は、プロフィールと簡単な業務案内が入ってます。