以前はチラホラと見かけましたが、最近はトンと見なくなったメール相談。たしかに、メールで相談にのるのは難しすぎます。
メールでの相談
メールで相談にのるというサービスが、昔は見かけた気がするんですが、最近はトンと見なくなったと思います。(私があまりネットしなくなっただけかもしれません)
メールで相談に乗りますというのは、非常に難しい。
顔を合わせて(相対で)相談にのるのも難しいですが、メールというのは電話相談よりもさらに難易度が上がります。
さらに相談者が面識があるのかないのかで、難易度は格段に変わります。
面識のない人と、メールで相談をするというのは難しすぎてなくなっちゃたんでしょうね。
相手のレベルがわからない
面識のない相手だと、(語弊を恐れずに言うと)相手のレベルがわかりません。
相談の上手な人は、相手のレベルに合わせて使う言葉を変えます。下手な人は、専門用語を並べたてて煙に巻きます(半分冗談ですが、相談している側からすればそう見えるかもしれません)
レベルというのは、すこし感じの悪い言葉かもしれませんが、相手の知識量などが見えないと答えようがないことも多く、意識しているか無意識かは別にして、人と話すときにはそのようなことを考えるはずです。
いいかえれば、どうすれば相手に一番響くか?伝わりやすいかを考えなければいけない。
しかしながら、初対面でしかもメールとなると、その設定ができない。
文章だけが独り歩きする
メールで相談に乗った場合、文章だけが独り歩きする危険性があります。
税金などの高度な相談では、前提が少し変わるだけで、対策や結論が大きく変わってしまうこともザラです。
ごく限られたケースの話を、さも当然のように思われたりと、誤解を招くこともありえます。
ブログや書籍などであれば、話の前提をコントロールできるので問題が少ないのですが、メール相談の場合、そうは行きません。
結局、ブログなどは昔から続いているけど、メール相談などを見かけなくなったのは、そのあたりに理由があるのかもしれませんね。
もちろん、ウチも面識のない人とメール相談はしてません(苦笑)
やはり顔を突き合わせながらでないとわからないことも多いので、相談は顔を合わせて(相対)に限りますね。