専門家などの無料相談というものがありますが、あれってどうなんでしょう?
2種類の無料相談
相談者からすれば、無料で相談に乗ってもらえるならばということで、相談する動機は湧いてくるでしょうし、場合によっては、問題を解決したり、あるいは考えや状況を整理することで、解決のきっかけになったりすることも少なからずあるでしょう。
そういった無料相談ですが、無料相談も大きく分けて2種類あります。
1つは主催の団体があり、その団体が専門家の費用を負担している場合。もう1つは、専門家自身が営業活動の一環として行っている無料相談。
団体主催の無料相談
主催団体がある無料相談は、有効に活用できれば、とても良い手段だと思われます。しかしながら、問題点もいくつか。
まず、専門家との相性が選べないこと。専門家ですから、一定のクオリティは確保されているものと考えますが、相談者にとって話しやすいのか相性があっているのかということは考慮されていません。(当然といえば、当然でしょう。)
また、主催団体が公的団体だと告知が弱い傾向にあり、認知度が低いことが多いです。そのため、特定の知っている人しか利用しないということになってしまいがちです。
主催団体が、営利企業などだと営業職が強くなりがちです。(全部が全部そうだとは言いませんが)
専門家自身が営業目的で行う無料相談
専門家自身が、サービスを知ってもらおうとか営業目的で無料相談を行うことがあります。
これってほんとに難しいです。
集客もむずかしいし、成約につながるかどうかも不透明。でも、専門家として答えを出さなければならないのだったら責任は伴います。
結局、責任を負う分、報酬を頂戴して、しっかりと調べたり準備したり(場合によっては確認したり資料を集めたり資料を作ったり)するほうが、満足度が高いんじゃないかなーと。
うちの事務所の雰囲気とかサービス的なことを知ってもらうには、ブログとかを見てもらったほうがいいかなぁと。そのあたりは色んな考え方があるんでしょうけどね。