売上=成功度合いと考えがちな人は、売上が少なくて恥ずかしいと考えるようですが、別にそんなことは考えなくてよいと思います。
究極的には食ってければ良い
事業を行う究極的な目的は「食べていくこと」にありますから、売上が少なかろうが「食べて」さえいければ、他人にとやかく言われる筋合いはありません。
つまるところ、売上が多くあろうが少なかろうが、「食べて」さえいければ、全く問題ないわけです。
売上が多くないと困る人たちがいるから
なぜ売上が多いということがもてはやされるかと考えると、売上が多い方が都合が良い人たちが存在するからでしょう。
自分のお金を狙って商売してくる人たち、例えば保険屋、事務機器のリース、銀行、会計事務所etc。
事業の内容は精査しないと分からないものですが、売上はパッと見でわかりやすく、売上が大きければビジネスチャンスに繋がりそうだと直感します。
そういった人たちは、売上の多い社長や経営者を持て囃しますから、売上=成功度合いという訳の分からない雰囲気が醸成されるのでしょう。
そういった人のために商売する?
そういった人たちとために商売したいのなら、そうすればいいでしょう。が、大抵は自分のために商売をしています。
その次に社会のためとかの理由がついてきますが。
ということは、売上の多い少ないに拘らず、自分が食べていければ成功度合い言えるでしょう。
その上で、社会のためになってたりやりがいを感じられればなお良しということで。
利益を重視
売上=成功度合いと考えるのは、そう考えると都合の良い人たちが作り出した幻想だとすると、本当の成功度合いは何なのか?
先に述べたとおり、食べていける、そのうえで社会のためになってたりやりがいを感じられれば良いのですが、数値的には利益が多いというのが一つの指標ではあるでしょう。
売上を多くあげても利益が薄ければ、「労多くして功少なし」。(もちろん、そういったビジネスモデルもありますので、あくまで一般論として)
売上がそれなりでも、キッチリ利益が取れてればコスパの良い経営が出来てるわけで、自分が食べていけるというのも実現できているでしょう。
それでも気になるなら
それでも「売上が少なくて恥ずかしい」という人がいるならば、相手にせぬことです。
所詮、無責任な他人の戯言。
その人が、同じ商売をしたとして、その売上を達成できる保証はないし、無責任な発言でしかない。
「食べて」いける売上をしっかり取れてるならば、自身の努力の証なわけですから、堂々と胸を張ってれば良いのです。