記帳をする(=会計ソフトに入力をする)場合に、事前準備として領収書を並び替えたり、領収書の内容をExcelに打ち込んだりしている人を見かけますが…
経理作業をする場合に、簿記知識が薄いと会計ソフトに入力をせざるをえないわけですが、初心者のかたでよく見かける失敗例として、領収書(レシートも含む)を並べ替えてから入力をするというのがあります。
日付順に並べ替えたほうが入力しやすいと思われるかもしれませんが、日付をバラバラにして入力しても、会計ソフトが勝手に並べ替えてくれるので、事前に日付順に並べ替える意味はありません。
細かな順番など考えず、とにかく目についた領収書(レシートを含む)を手当たり次第に入力していけばいいわけです。(もちろん、重複をするとマズいので未入力のものと入力済みのものを分ける必要はありますが)
また、会計ソフトに入力をする前にExcelなどに自前に入力をして整理をしている人もチラホラと見かけます。
Excelがいいのか、会計ソフトがいいのかという問題は、いろいろな観点がありますが、基本的には会計ソフトのほうが簿記知識無しでも様々なことができるという点で有利性が大きいので、よっぽどExcelが好きだとかの事情がない限りは会計ソフトでやったほうが無難でしょう。(カネがかかるというデメリットが有りますが、時間をかけて簿記や会計の深い勉強をするよりはいいでしょう)
領収書(レシート)→Excel→会計ソフト
とするより
領収書(レシート)→会計ソフト
とするほうが工程が一個少ない分だけ効率的です。
年齢が上の人はExcelではなくて、振替伝票を使っている人もいますが理屈は同じです。
ちなみに領収書を並べ替えず適当に入力しても会計ソフトが並べ替えてくれます。並べ替える際には、弥生会計だと「F5」のボタンをおせば日付順になります。(いちいち画面を閉じて開いてをしてる人も見かけますがF5と覚えておいたほうが楽ですし、時間も速いです)